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『■■』 ■■

色面と線で、リズム感のある絵を求めています。現場で小品を完成してその時の感覚を大事に大作に向った。
今回は大きな黒むらさきの形を見つけてそれで一気に出来た感じ。絵は楽しく描きたい。


『コンポジション.Ⅱ』

矩形のなかでの三角形による戯れと円形の身振りが、ブルーと白の組み合わせで画面構成し個人的な内面にお
ける、イマジネーションの声。海からのメッセージです。

『ムベに思ふ』 Think of Mube


最近、日本画の展覧会に行く度に『あー私は日本人で良かったな』と思う事がある。日本画(日本人)の空間の取り方や粗密の表現がとても心地よくしっくりする。私の体の中には知らず知らずのうちに、そのような感覚が染み付いて絵を描く時に無意識の中で空間を意識している。今回の作品は11月中頃に突然到来した大きなムベを手に取り3日後に渡欧のリミットの中パネルに紙を貼り構図と色を決め、デッサンし出かけた。行っている間、ムベを思い過ごしていた。描きたいものは、いつどこからやって来て自分の感覚の中に落ちてくるか分からないものである。


Recently, every time I go to a Japanese painting exhibition, I sometimes think,"Ah, I'm glad I'm Japanese." The way Japanese paintings (Japanese) take the space and express the roughness are very comfortable and suitable. Unknowingly, such a feeling is permeated in my body, and when I draw a picture, I am unconsciously aware of space. For this work, I picked up a large mube that suddenly arrived in mid-November. Three days later, I put paper on the middle panel of the limit to go to Europe, decided on the composition and color, and went out to draw. While I was going, I was thinking about Mube. What you want to draw is something that you don't know when and where it will come from and fall into your senses.


『Ⅿ氏の遺品』 

 今回は、松田先生亡き後に頂戴したフランス人形です。

かなり大きく高さは20号位あるのではないでしょうか。

そんなフランス人形とても気品ありまた、大らかさ迫力があり一目で惚れました。

この感情を画面に叩き込み無心で描きました。

何と言ってもこの素晴らしい顔が表現出来ればと必死です。

制作の原動力となるのは感動でこの感動を元に

「見えるものを通して見えないものを描こう」

​と日夜格闘しています。

『流花‐さくら』


早春に人々の心をなごませる桜花・かれんにして清楚な花。散りぎわの潔さ、妖精たちの優美な舞...。

面に踊る、そんな情景を私なりに表現した作品です。

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